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第37話 鍋を食べる

Auteur: 西しまこ
last update Date de publication: 2026-07-21 23:33:26

 遅い時間に朝ごはんを食べたので、二人ともお昼ごはんの時間にはお腹が空かず、お昼ごはんは抜いて早めの晩ごはんを食べることにした。

「ねえ、晩ごはんは何?」

「鍋にしようと思っています」

「鍋! いいわねえ。ポン酢で食べるやつ?」

「そう、ポン酢で食べるやつです」

「きのこ、入れて欲しいな」

「入れますよ。鶏団子を入れます」

「鶏団子! あのね、鶏肉に生姜も入れて丸めて欲しいな」

「鶏団子に生姜入れますよ。あと長葱も」

「きゃーん、おいしそう! あのね、鍋には水菜入れるんだよね? お買い物で買ったから」

「そうですよ」

「楽しみ!」

「すぐ出来ますから、波瑠さんはのんびり待っていてください」

「わたし、シーツとかお布団とか、お片付けして待ってるね。それから、こたつで食べたいな、鍋!」

「居間で?」

「そう、居間で、こたつに入りながら」

「いいですねえ」

「あのね、卓上のクッキングヒーターがあるのよ。そういうの、準備しておくね!」

 千颯ちはやが嬉しそうに笑ったので、波瑠はるも嬉しくなった。

 波瑠はシーツや布団を片づけ、それから掃除機をかけた。猫がいるので、こまめに掃除をし
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